「闇サイト殺人」被告、強盗未遂容疑で再逮捕

帰宅途中の女性が拉致、殺害された「闇サイト殺人事件」で無期懲役の判決が確定した後、別の強盗殺人事件で起訴された堀慶末よしとも被告（３７）が２００６年、名古屋市内で女性宅に押し入り現金などを奪っていた疑いが強まり、愛知県警は１６日、名古屋拘置所に勾留中の堀被告ら２人を強盗殺人未遂などの疑いで逮捕した。

　他に逮捕されたのは、堀被告とともに別の強盗殺人事件で逮捕、起訴されている無職佐藤浩被告（３６）。発表によると、堀被告らは０６年７月２０日午後０時２０分頃、名古屋市守山区の無職秋田鈴江さん（７６）宅に建築会社の営業マンを装って押し入り、秋田さんの首を絞めるなどしてけがを負わせたうえ、貴金属（時価３８万円相当）や現金約１２万円などを奪った疑い。佐藤被告は容疑を認め、堀被告は「弁護士と話してから決める」と話しているという。